課題でレポートを書かないといけないけれど、何から書き始めたら良いのかさっぱり…。

大学の課題は基本的にレポートや小論文の形で出されますので、これまでまとまった形の文章を書いたことがないという方は苦戦することも多いかもしれませんね。

テーマについていろいろ調べてはみたけれど、どういう風に書き出したら良いかわからないので進まない…という人もおられるかもしれません。

ここではレポート初心者の方のために、書き出しとして使いやすい「基本の5つの型」を紹介します。


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レポート書き出しの5つの例

それではさっそく解説して行きます。

レポートの書き出しには以下の5つの基本型があります。

レポート書き出しの5つの例

  1. 「ニュース読み上げ」型
  2. 「数字でアピール」型
  3. 「○○とは××のこと」型
  4. 「○○のための×個の〜」型
  5. 「名言引用」型

 

以下、順番に具体例をあげながら解説していきますので、「これなら書きやすいかも」というものをピックアップしてご自分のレポートに取り組んでみてくださいね。

※例として、「憲法改正について調べなさい」というレポートが出されたとものとします。

①「ニュース読み上げ」型

まずは「ニュース読み上げ」型の書き出しです。

簡単にいうと「レポートのテーマについて、最近こういうことがありましたよ」というニュースを紹介するところから始めるということですね。

できるだけ最近のニュースを使うようにすれば、読み手側の注意を引きやすいのでより望ましいです。

この書き出しを使って、

  1. 書き出し
  2. その背景としては〜
  3. そこで、この件についてレポートを作成しました。

という流れでレポート本文につなげていくとスムーズです(この流れはすべての書き出しで共通です)

<<具体例(赤字が書き出し)>>

2017年5月3日、安倍晋三首相は「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」とビデオメッセージで表明した。

この背景には、中国による尖閣諸島周辺海域への侵入や、北朝鮮によるミサイルを用いた恫喝など、現行憲法の戦争放棄や戦力の不保持が社会から受け入れられなくなってきているということがある。

このレポートでは、現行の憲法下でもし他国からの侵略を受けた場合、どのような問題が生じるのかという点を考察する。


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②「数字でアピール」型

最初にインパクトのある具体的な数字を紹介し、読み手の興味をぐっとひく書き出し方法です。

具体的な数字はあなたの主張を説得力のあるものにしてくれますが、大前提としてその数字がきちんとしたデータに基づくものである必要があります。

数字でアピールする型の書き出しで始める場合には、その数字がどこの誰が発表している数字なのか?ということもしっかりと説明するようにしましょう。

<<具体例(赤字が書き出し)>>

産経新聞が2017年4月25日〜26日にかけて実施した世論調査では、憲法改正に賛成と回答した人は52.9%、反対と回答した人は39.5%、わからないと回答した人は7.6%だった。

同社が2015年に行った世論調査では賛成40.8%に対して反対は47.8%だったことから考えると、国民の憲法改正に向けた意欲は確実に高まってきているといえる。

その背景としては、〜(以下①と同じ)

③「○○とは××のことである」型

レポート全体を通してキーワードとなる言葉について、「〜とは〜である」と意味を明確にすることから始める書き出しです。

「〜という言葉について調べてきなさい」という形のレポート出題の場合に使いやすい書き出しですが、その他の場合にも広く使いまわして問題ありません。

<<具体例(赤字が書き出し)>>

憲法改正とは、国民の生活のあり方に根本的な変化をもたらす政治的変革であるといえる。なぜなら、憲法はすべての法律に優先して効力を持つルールだからである。

近年、憲法改正の論議がより具体的に論じられるようになってきた背景としては、〜(以下①と同じ)


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④「○○のための×個の〜」型

こちらはレポートというよりもややブログっぽい書き出しになりますが、読み手の頭にすっと入っていきやすいというメリットがあります。

例えばいまあなたが読んでいるこのブログの記事もやや変則的ですがこの型を使っています(このブログ記事のタイトルは「レポート書き出しの5つの例」です)

<<具体例(赤字が書き出し)>>

近年、憲法改正についての論議が活発になってきているが、現行の憲法を改正するためには2つの高いハードルがある。

「すべての国会議員の3分の2以上の賛成で発議されること」と「国民投票で承認されること」の2つである。

このような憲法改正の要件についての論議が活発になってきた背景としては、〜(以下①と同じ)

⑤「名言引用」型

印象的な「名言」から始めるタイプの書き出しです。

あなたが調べているテーマについて権威を持っている人や、レポート全体を通していいたいことを象徴的に述べているような名言から始めると良いでしょう。

レポート全体として伝えたいことをコンパクトに伝え、しかも読み手の興味を引くことができますよ。

<<具体例(赤字が書き出し)>>

「変化は苦痛だが、それはつねに必要なものだ」と述べたのはトーマス=カーライルだが、制定以来70年以上にわたって憲法を変えずに過ごしてきた私たち日本人は憲法改正について真剣に論議するべき段階にきている。

その背景としては、〜(以下①と同じ)


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まとめ

以上、レポート書き出しの基本となる5つの型について解説させていただきました。

ネット検索に慣れている方の場合、「情報を集めるのは得意だけれど、それをまとまった形にするのが不得意…」ということが少なくありません。

せっかくたくさんの情報が頭の中にあるのに、それを外に上手に出せないために評価をしてもらえないというのはとてももったいないことですよね。

今回紹介させていただいたレポート書き出しの5つの型を参考に、情報をうまくアウトプットするコツをつかんでみてください。

なお、最近はネット情報のコピペは簡単にばれるようになってきていますので、「課題提出期限ぎりぎりになってコピペを適当に語尾をいじって出す」というのは低評価どころか点数をつけてもらえない…ということもあり得ますので注意しましょう。